古琉球紅型浦添型研究所
沖縄県復帰の翌年、1973年1月15日 染色作家 伊差川洋子により伊差川洋子染色工房が設立された。紅型工房ではなく、“染色工房”としたのは、紅型だけでなく全ての染色を意識したため。
那覇市松山にあるアパートの一室からスタートした。インドネシアに染織旅行する資金を得るために着物を染めて、叔母に買ってもらったのが、初めての仕事である。
その後、那覇市国場の川沿いにある瓦屋根の小さな1軒家を借り、そこで帯や着物を制作する。
1980年に豊見城市真玉橋の高台に工房を移転。
着物(振袖、訪問着、付下げ訪問着、付下げ小紋)や帯を中心にタペストリーやテーブルセンター、風呂敷等の小物も制作している。
2017年12月23日 伊差川洋子が他界したため、一緒に仕事をしていた娘、仲本のながその後を引き継いだ。
染織工芸文化の発信に微力ながら貢献したいと願い現在に至る。
意匠設計・図案の転写
型彫り
型置き
地入れ
配色(彩色)
刷り込み
上塗り
隈どり
蒸し
水元
糊伏せ
地入れ
地染め
蒸
水元
完成
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